テナガエビの飼育

 夜にサーチライトを持って家の横を流れる五十鈴川に出かけます。水中のテトラポットを照らすとエビの世界を覗くことができます。そのエビの世界でもひときわ目立つのがこのテナガエビです。
テナガエビ♂
テナガエビ♀
 写真のテナガエビは、しばらく水槽で飼ってみた時のもの。オオカナダモもテナガエビがいた場所で採集。ザリガニのえさを与えると、とびつくようにしてほおばる。採集方法はサーチライトでエビを照らして、普通の虫網をかぶせるようにする。慣れると簡単である。
 7月〜9月頃まで卵を持った♀を見かける。顕微鏡で見てみると透かして見ることができる。
 顕微鏡で観察した時はタイミングもよかったらしく、心臓の鼓動を確認できた。一分間の映像が撮れたので、大型の動物など、いろんな動物の心拍数と比べてみるのも面白い。               ・・・・・・・・・・・・写真をクリックして下さい。
目 的 
 身近な淡水に生息するテナガエビ。身近な動物と植物を観察したり育てたりして、成長過程や体のつくりを調べ、それらの成長のきまりや体のつくり及び動物と植物とのかかわりについての考えをもつようにする。
飼育の方法は、藻をたくさん入れて、金魚を飼育する要領で大丈夫。
注意! テナガエビの採集は、夜になるので、児童・生徒だけで出かけるのは危険である。
メモ