三重動物学会観察会『化石観察会』に参加!
平成18年12月10日(日) 10:00〜12:00
場所:津市美里町(旧美里村) 長野川
集合:美里総合支所 みさとの丘駐車場
 一志層群とは、一志郡を中心に、安芸郡から松阪市に至る南北25Km、東西15Kmの広い面積を占める第3期中新世の海成層をいいます。新第3期中新世のころからは、伊勢平野の一部を除いて、中勢深く海が入ってきました。この海は古瀬戸内と呼ばれているもので、この海に堆積したのが一志層群で、貝化石がたくさんでます。
準 備 物:ハンマーor金槌、長ズボン、長靴、ルーペ、新聞紙、ビニール袋、筆記用具、弁当など
 今回の場所は貝がメインですが、ウニやサメの歯が出るかもしれません!ということで、ワクワクして出発しました。
@ 集合場所でお茶を買ってトイレ等を済ませて準備万端、出発です。
 道の脇には、コウゾリナやノゲシ、オニノゲシ、ヒメジョオンが寒さに負けず咲いていました。
 途中、立派なクリが、落ちていました。
A 15分ほど歩いて現地へ到着。
この川の河原へ降りて、観察と採集です。
河原に降りる途中に立派なカラスウリが実っていた。
 B 河原での観察・採集風景です。この河原の露頭には2種類の岩石を見分けることができます。砂岩と頁岩です。
化石は砂岩と頁岩の境にある頁岩の方にあるそうです。
C 観察や採集した化石
ウニの化石 凹
ウニの化石 凸
ツノガイの化石